何度もリピート中の日本の極上スパイス。京都「原了郭」の黒七味で家庭の味に非日常感をひと振り
- 日常
- 2023/08/08
超加工食品をやめて良質な調味料へと変えていくと体が素直に元気になる…。日本の優秀なスパイスを取り入れて美味しく健康的な食生活をおくりたい方におすすめの「原了郭の黒七味」をご紹介します。
安心シンプルな原材料
お蕎麦屋さんや天ぷら屋さんなどでたまに見かける美味しい黒七味を京都土産で見つけたのをきっかけに、以来ずっとリピート、愛用しています。
やっぱり一番気に入っているところはこのシンプルな原材料。
- 原材料
- 白ごま、唐辛子、山椒、けしの実、黒ごま、おの実、青のり
こんなにシンプルなのに辛味だけではない豊かな香りとコクのある濃い味なんですよね。
「おの実」ってなんだろう?と思って調べてみたら麻の実のことなんですね。 ん?麻…?大麻?となったので(無知すぎすいません…)
もっと調べてみると…
大麻と聞いて私たちが真っ先に思い浮かぶ、禁止薬物として規制されているのは「穂」や「葉」の部分とのこと。
対して「実」は幻覚症状などを起こすことはなく、むしろ体に良いものとして古くから生薬や調味料として広く使われている。ということだったんですね。
麻の実に関しては少し調べてみただけで健康にとても良いという情報がたくさん出てきます。
麻の実は必須アミノ酸、必須脂肪酸、亜鉛、鉄、マグネシウムなどが特に豊富で、厚生労働省の基準に適合した「栄養機能食品」です。便秘解消のための生薬、麻子仁(ましにん)としても用いられています。
とのことで、日本で古くから愛用されてきたスーパーフードなのですね。
日常的に適量摂取していれば、サプリなどで摂らなくてもよくなりそうです(個人の感想です)。
その麻の実=「おの実」が入っているところもこの黒七味の良いところ。
ほとんどが聞いたことのある素材だけというシンプルな原材料ながら、風味豊かで美味しいのです。美味しく無理なく健康食材を摂取できるのは嬉しいですよね。
家庭の味に非日常感をひと振り
自宅で素人がしかも時短で作った簡素な親子丼にだってひと振りするだけで、プロの味とまでは行かないまでも、雑な部分をちょっと補正してくれるというか(笑)。非日常の味がお手軽に楽しめるのが良きところ。
ここ2〜3年、外出自粛などで外食がぐっと減り、3食家ごはんがメインになった時に大事だな、と実感したのが家庭にはない特別感だったなと思うのです。
また、日本人にとって一番健康に良い食事は和食ということで…
ここ最近はからだをリセットして整えるための食事として、玄米ご飯に海苔と豆腐の味噌汁、焼き魚に自家製の糠漬けというシンプルな食事をよくいただくようになりました。
こういうシンプルな献立が続いて飽きてしまう時にも、日本の伝統スパイスを効かせながらの方が続けやすい。と実感します。
スパイスカレーにもよく合う
我が家ではトランス脂肪酸の摂りすぎを気にするようになって以来、いわゆる昔ながらの「カレールー」はからは卒業。カレー粉やダイストマトからつくるスタイルなのですが、コクを出すには飴色玉ねぎを頑張ったり煮込む時間をかけたりとそれなりに手間がかかるんですよね。
そんな時にもまたまたこの黒七味が「補完」してくれるというか(笑)。辛味と共にコクも加わるのでよくかけて食べています。
あと、まだ子供が小さいので我が家のカレーはチリの入っていないカレー粉で作り、大人は後から一味をふりかけて各々好きな辛さにするスタイルなんです。
家族に辛いのが苦手な方がいたり、お子様用の取り分けに辛さを調整したい場合にも辛さ調整用として使えるのでおすすめですよ。
ということで、私の愛用している日本の伝統スパイス腹了郭の黒七味のご紹介でした。
ネットで注文すると送料などがお高いのでお近くのお高めなスーパーで探すのがおすすめです。都内だとkinokuniyaに置いてます。
関西だとikariyaとかにありそうかな?
私はこの手のスーパーを常に利用できる身分じゃないので、たまーにこの黒七味目的のためだけにKinokuniyaに行きます(笑)。